そうはさせへんで
ふたたびoです。
令和3年版の新教科書から,中学英語で学ぶ文法内容が増し,
その中に,いわゆるひとつの「原形不定詞」と呼ばれるものがあります。
〈help+(人など)+動詞の原形〉や〈let+(人など)+動詞の原形〉などの形ですね。
仮定法よりは難しくなく,比較的扱いやすい相手でしょうか。
5月29日に閉幕した第105回ジロ・デ・イタリア(※)では,
Jai Hindley(ジャイ・ヒンドレー)選手が,オーストラリア人として初の総合優勝者になりました。
表彰後のインタビューで,彼は次のように話しています。
“I wasn’t gonna let that happen again.”
直訳すれば,「私はそのことをまた起こすつもりはなかった」とでもなるでしょうか。
(※)自転車ロードレースの中で特に重要な大会の1つ。
毎年5月に全21ステージ(=レース)が行われ,各ステージの合計タイムが最も短い選手が総合優勝。
総合優勝者にはピンク色のジャージ(マリア・ローザ)が与えられる。
2020年の同大会では,ヒンドレー選手は首位で最終日を迎えたにもかかわらず,
最終日に前日まで2位だった選手にタイムを抜かれ,総合優勝を逃しました。
上記の言葉にあるthat はそのことを指しています。
原形不定詞の例が見つかりました。
let that happenが〈let+(人など)+動詞の原形〉です。
ついでに,gonna=going to
私には英字新聞をながめたり,英文サイトを閲覧したりする習性はありませんが,
折に触れて目にした記事や耳にした言葉に中に,なじみある英語のフレーズや語法があると,
なんだか理解が深まったような気になります。
いい気なもんですね。
さて,7月1日からはいよいよ,ツール・ド・フランスが始まります。
楽しみですね。
そんな感じで今日は終わります。
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