「編集者」の人気
こんにちは,まごべえです。
3月に入り,すっかり春めいてきましたね。
ポカポカ陽気とともに花粉も到来しているようで,
花粉症の方にはお見舞い申し上げます。
さてさて,
先日,とある教材メーカーのお客さんとごはん(とお酒)をご一緒させていただいた折,
「今って『編集者』を募集してもなかなか応募がないんだよね。。。」
というハナシになりました。
今の時期,「御社の今年の新入社員は?」という質問は
定番中の定番なのですが,
昨今は「応募すら少ない」という現状があるようです。
「人出不足」は出版・編集業界でも深刻なんですね。
自分が就活していたン十年前なら,編集者といえば
「具体的にどんな仕事してるかわからないけど,何となくかっこいい肩書の職業」
みたいなイメージがあったかと思います。
(個人差あります)
本が好きだとか,文章を書くのが好き…という思いでこの業界に足を踏み入れる人は
今でも少なからずいるはずですが,
そこに「ガクサン」という縛りを加えると,
たちまち「該当するもの(人)はありません」なんてことに。。。
東京以外のところで…というのもネックですね。
そもそも教材づくりって不人気…なんですかね。
ひるがえって考えるに,このような仕事がしたいと思えるには
「少なくとも学校の勉強はきらいじゃなかった」的な要素が
まずもって必要だと思います。
「教科書なんて卒業したら見たくもないわ!」という方には
おススメできませんし,そもそもやって来ないでしょう。
その時点でかなり少数派なのかなぁ。。。
教師を希望する人も減ってるといいますし。
でもでも,
ユーザーさんから「この教材のおかげで…」なんて言われることがあるなら,
たちまち
「やっててよかった編集者!」となる…かも。
(タラレバ話でごめんよ)
これから始まる小学改訂でもそんな声をいただけることを期待して,
頑張りたいと思います。
ではまた!
まごべえ