弊社の創業者が亡くなりました

寒中の候,いかがお過ごしでしょうか。

本日は悲しいお知らせがあります。

1981年の弊社の創業以来,40年近く代表を務めてまいりました
前・代表取締役の野田滋昭が,病のため,
昨年12月3日に逝去いたしました。

ここに生前のご厚誼を深謝するとともに,
深い哀悼の念をもって,皆さまに
お知らせ申し上げます。

なお葬儀は近親者のみで執り行われました。

控えめで目立つことを好まない故人の性格ゆえか,
静かに旅立っていきました。
残されたものとしては,しっかりお別れできなかったことが
悔やまれてなりません。
故人を知る方であれば,きっと同じ思いをお持ちかと
お察しいたします。

寂しくなりましたが,
きっと故人は空の上から
私たちのことを見守っていてくれるものと信じて,
社員一同これからも歩んでまいります。

「ありがとうございました。」

代表取締役 栗木一幸
社員一同

投稿日時:2022年01月18日 10時22分35秒

歴史のお年玉

あけましておめでとうございます。Sです。前回までは「孔子と論語」について書いていました。しかし、今回は一年の初めなので趣向を少し変えまして、去年一年で出会った歴史のYou Tubeチャンネルやドラマについて話をさせてください。
まず、You Tubeチャンネルについてです。今、僕が一番注目しているチャンネルが「古代ローマが面白い」です。名前の通り、「古代ローマ」をテーマにしたYou Tubeのチャンネルです。ポエニ戦争やガリア戦記など、古代ローマ史では定番の内容だけではなく、ミトリダテス戦争やカティリナ弾劾など、少しマニアックな内容までわかりやすくまとめてくれています。さらに古代ローマの食事やローマン・コンクリート、ウェスタの巫女についてなど、多岐にわたるテーマをさまざま取り上げています。古代ローマ史を全然知らない初心者からガチ勢まで楽しめること請け合いのチャンネルです。初めて見るときにオススメの動画を一つ上げるとしたら「ガリア戦記①」を見てみてください。あの有名なガリア戦記の冒頭を丁寧に、しかし、チャンネル運営者の独自の解釈も紹介しながら説明していて、とてもおもしろいです。

次に、歴史ドラマについてです。去年見た歴史ドラマで一番面白かったのは「項羽と劉邦」です。実はこの作品は以前に紹介した「三国志 three kingdoms」を制作した高希希監督の作品です。この監督の作品は単純に面白いだけではなく、独自の歴史解釈や人生訓まで含んでいてとても素晴らしい監督だと思っています。この作品の一番の見どころは劉邦の描き方です。「項羽と劉邦」はもともと「史記」や「漢書」で描かれている紀元前3世紀の争いです。この時代を題材にした作品としては司馬遼太郎や横山光輝の「項羽と劉邦」が日本では有名だと思います。先に申し上げておきますと、司馬先生も横山先生もどちらもすばらしい作家で、お二人の「項羽と劉邦」も必見の作品です。しかし、上記の作品を見ても、おそらく、なぜ劉邦が項羽に勝てたかはしっくりとこないと思います。少なくとも僕はこなかったです。その点は「史記」と「漢書」も同様です。しかし、高希希監督の「項羽と劉邦」を見れば、一つの答えを得られると思います。決して、それが唯一無二の正解だとは思っていませんが、この作品ほど、劉邦と向き合った作品を寡聞ながら僕は知らないです。いきなり高希希監督の「項羽と劉邦」から見ると、たぶん話が難しいと思いますので、司馬先生か、横山先生の「項羽と劉邦」を見てから高希希版の「項羽と劉邦」を見ると、見た人それぞれの劉邦が現れると思います。この点については、また回を改めて話せたらとおもっています。
今回はここまでにしておきます。今年一年楽しめる歴史のYou Tubeチャンネルとドラマを紹介させていただきました。ありがとうございました。

投稿日時:2022年01月11日 16時34分28秒

年末年始休業のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼を申し上げます。

誠に勝手ながら弊社では下記の期間休業とさせていただきます。

2021年12月28日(火)~2022年1月4日(火)

明くる年も変わらぬご愛顧をいただけますようお願い申し上げます。 年末のあいさつとさせていただきます。

投稿日時:2021年12月27日 17時42分23秒

決まったね!今年の漢字

こんにちは。まごべえです。
お久しぶりですが,お変わりありませんか。
今年もあと半月ほどとなりましたね。

さてさて,久々に出てきて何を言うかと思いきや,
「今年の漢字」
そう,清水寺のアレですわ。
昨日,発表されましたね。

実は今年,初の試みとして
弊社も応募に参加しました。
主催の漢検さんから応募用紙や投票箱,
お知らせのポスターなどの「参加グッズ」をお送りいただいて,
社員に投票を呼びかけました。
もちろん社員だけでは少ないので,
家族・友人・知人など参加いただける人はぜひ!ということにしました。

その結果をここに発表いたします。

応募総数 20票

第1位…「耐」 4票(全国集計では8位)
第2位…「金」 2票(全国集計では1位)
同率で…「打」 2票(全国集計では21位以下で順位発表なし)
第4位以下は各1票で
 輪(全国2位),翔(同6位),禍(同13位),復(同17位),
 再,光,接,抑,隔,放,嘘,波
という結果になりました。

応募に当たっては結構悩んだじゃないですかねぇ。。。
去年,今年はどうしてもマイナスイメージの字を連想しがちですが,
なんとなくそれも後ろめたいような…などなど。

でも参加に当たっては
「ボケ防止に楽しんだわ!」なんて前向きなご意見も
頂戴しましたので,やってみてよかったと思います。

投稿日時:2021年12月14日 10時43分47秒

40周年を迎えました

お世話になっております。

先日,知ったことなのですが,
啓明舎はおかげさまで40周年を迎えました。

先日,ミーティングで今後について話し合ったところ,
もっと精力的になりそうな雰囲気になってきました。

41年目も邁進してまいります。今後ともお引き立てくださいますよう宜しくお願い申し上げます。

N

投稿日時:2021年12月06日 17時54分13秒

在宅勤務終了のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

在宅勤務を実施しておりましたが,10月1日(金)をもって終了とし,

10月4日(月)より通常勤務の体制へ移行させていただきます。

在宅勤務期間中,皆さまへご不便,ご迷惑をおかけしましたことを,お詫び申し上げます。
今後も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。

投稿日時:2021年09月27日 22時14分17秒

在宅勤務実施のお知らせ

新型コロナウイルスの感染拡大に関し,罹患された皆様や生活に影響を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

この度は一部,在宅勤務を実施することとなりました。

原則数名が出社いたしますが,直接担当者へご連絡していただくようお願いする場合がございます。

関係者の皆様には,ご不便、ご迷惑をお掛けしますが,何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

終了いたしましたら,担当者からご連絡差しあげます。 新型コロナウイルス感染症の一日も早い収束を心よりお祈り申し上げます。

投稿日時:2021年08月30日 12時26分43秒

日傘始めました

はじめまして。Yと申します。
この度,ブログ執筆グループに仲間入りさせていただくことになりました。
どうぞよろしくお願いいたします。

さて,先週から暑い日が続いておりますが,ついに東海地方も梅雨明けとなりましたね。
昨年の7月は梅雨が明けず,随分と過ごしやすい気温だった記憶があります。
今年もそうなればいいのにと思っていたのですが,そんなにうまいことにはなりませんでした…。

というわけで,少しでも暑さをしのぐために,先日,ついに日傘を購入しました!
事前に調べてねらっていたものがあったのですが,いざお店に足を運んでみれば,「これだ!」というものに出会ってしまい,即決でした。

というのも,ものすごく軽い日傘を見つけてしまったのです。
なんと,99g。スマホより軽いです。本当に持ってるの?と思うくらい軽いです。
常に鞄の中に入れておこうと思っていたので,この軽すぎる日傘に一目ぼれでした。

コロナの影響で,以前よりもお買い物に行く機会は減ってしまいましたが,やはり実際に足を運んでみないと分からないこともありますよね。
今回もお店に行くのは少し面倒くさいなと思っていたのですが,きちんと行ってよかったと思います。

日傘は早速通勤時に使っております。
日射しがあるのとないのとではかなりちがいがあって感動しました。
日傘を愛用している人たちの気持ちがよくわかりました…手放せなくなりそうです…。

これからしばらくは気温が高い日が続きそうです。熱帯夜の予報も出ています。
暑さにはお気をつけてお過ごしください。
日傘,おすすめです。

投稿日時:2021年07月26日 11時12分10秒

素王の歩んだ道②

こんにちは。Sです。

前回は孔子が生きた春秋時代の始まりについてまで述べました。その春秋時代と戦国時代の画期となったとされる年が紀元前453年と紀元前403年です。まず紀元前453年は,晋の趙氏・魏氏・韓氏が晋陽の戦いで智氏を滅ぼした年です。晋は周の王室の一族が建てた国とされ,この時代に覇者(文公)を出したことがあるほどの強国です。覇者についてはいずれ改めて説明しますが,ここでは,そのころに最も勢力のあった国と認識しておいてください。周の一族の国で,実権を握った趙・魏・韓・智の4氏が争って国を実質的に3つに分裂させた年が,この紀元前453年です。それらを正式に諸侯として周が認めた年が紀元前403年です。このときまで,臣下が実権を握って主の首をすげ替えることはあっても,臣下自身が主になることはありませんでした。ところが,このときに趙・魏・韓の3氏は主の姫氏に取って代わってしまったのです。しかもこの下剋上を,秩序を守るはずの周の王室が認めたのです。このときから伝統的な秩序よりも力が物言う戦国時代になったと考えられているため,この2つの年が2つの時代の画期とされているのです。ちなみに,このときにはまだ「王」は周の王室だけが称することができ,諸侯の多くは「〇〇公」と呼ばれていました。孔子は紀元前552/551年~紀元前472年に生きたとされており,まさに時代が移り変わろうとした時期を生きたのでした。

次に孔子の生まれた魯の国についてですが,この国は孔子が尊敬してやまない周公旦の子を開祖とする国です。彼について説明すると,ものすごく時間がかかってしまいます。そのため,かいつまんで申し上げますと,周公旦は周王朝を開いた武王の弟であり,「周礼」を著したとされる中国史上の巨人の一人です。その魯の国に生まれた孔子ですが,「孔子世家」の冒頭に孔子の一族は宋の国の出身と記されています。宋は周に滅ぼされた殷王朝の一族がつくった国ではあるのですが,宋の国は周辺の国からよく揶揄された国としても有名です。例えば,守株や宋襄の仁などの故事があります。ここについても色々と考えることはあるのですが,それは別の機会があれば語ることとします。ここでは,すでに孔子の出生地と家系にそういう不思議な因縁があるという指摘にとどめておきます。さて孔子は「野合」によって生まれた子だとも記されています。「野合」とは,正式な手続きを取らずに夫婦関係となったことであり,孔子の母もこれを忌んで父の墓所を告げなかったそうです。しかし,孔子は子どものころから礼器を用いて礼式を整えて遊ぶなど,儀礼を意識する気持ちが強かったらしく,母が亡くなった時も父と合葬することを望んで父の墓所をさがしてそうしたそうです。孔子はのちに成長したときも儀礼に強いこだわりをもっており,その両親が儀礼よりも感情を優先した行動をとっていたことは意外な感じがしませんか。ここから僕は「孔子世家」は司馬遷一人の手によってなったのではないと考えています。

このことに関する詳細は次回に詳しく述べようと思います。 今回はこの辺にします。次回もお楽しみください。

投稿日時:2021年07月13日 09時37分14秒

梅雨

こんにちは。

ゴールデンウィークが終わって暑くなってきたと思っていたら,梅雨がきました。

じめっとした空気でも,しとしと降る雨が降れば情緒がうまれる不思議な時期です。

夜はだんだん蒸し暑くなっていますが,朝方は肌寒く感じることもあります。
にわか雨に降られて濡れることもめずらしくないころです。

みなさま体を冷やさないよう,体調にお気をつけください。

N

投稿日時:2021年06月21日 14時56分33秒
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